【レポート】有望選手揃った最注目階級、頂点極めたのは上野明日香/第72回インターハイ柔道競技・女子個人試合57kg級

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:上野弘明・辺見真也
大会日時:2023(R5)年8月8日(火)~12日(土)
会場:札幌市・北海きたえーる(北海道立総合体育センター)

【準決勝まで】

スター候補がずらり揃った今大会最注目階級。主役と目されるのは、投げ一発の切れ味で立つ全国高校選手権の覇者・本田里來(福岡・敬愛高)と、投げ・寝技と総合力の高い上野明日香(神奈川・桐蔭学園高)トーレスカミラ(群馬・常磐高)、厳しい組み手と粘りが持ち味の昨年度大会準優勝者・白金未桜(長野・佐久長聖高)。全国高校選手権のベスト4を占めたこの4名に、昨年度大会52kg級2位の粘戦ファイター大久保藍(山梨・富士学苑高)を加えた5名が優勝候補だ。

上側のパートでは、本田と白金が準決勝で激突した。

2回戦、本田里來が宮下愛都から左内股「技有」

本田は2回戦で宮下愛都(埼玉・埼玉栄高)を1分2秒、左内股と崩袈裟固の合技「一本」で破ると、3回戦は大越美琴(徳島・生光学園高)にGS延長戦1分8秒左内股「技有」で勝利。準々決勝は面倒な金岡瑠華(滋賀・比叡山高)を隅落「技有」で下してベスト4入り決定。

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