【隔週刊・嘉納治五郎師範のひとこと】第73回「柔道は決して観せ物ではない。」

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嘉納治五郎師範_MASTER JIGORO KANO

第73回「柔道は決して観せ物ではない。」

出典:「第三回柔道聯合勝負の前後における講話」
国士2巻9号 明治32年6月 (『嘉納治五郎大系』2巻298頁)

<御許可ナクシテ秘事ヲ他言シ或ハ他見為仕間敷候事。>
いきなり、難しい文章ですが、これが一体何なのか、お分かりになるでしょうか?

現在の柔道修行者は、初段になる際、入門願書という青い紙に氏名等を書いて提出し、講道館に入門することが殆どです(つまり段位を持っている人は全員講道館の館員です)。昇段試験のあと、先生の言われたとおりに書いて、提出するだけのことが多いでしょうから、多くの人は何が書かれているがじっくり読むことはないと思います。
実はこの入門願書、次の様なことが書かれています。

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