取材・文:古田英毅
写真:乾晋也・辺見真也
体重無差別で今年の女子柔道日本一を争う第39回皇后盃全日本女子柔道選手権大会が21日、横浜武道館で行われ、瀨川麻優(東京・ALSOK)が優勝した。瀨川は出場6度目、昨年3月に結婚して姓を変えてからは2度目の出場で、これが初優勝。決勝は児玉ひかる(推薦・SBC湘南美容クリニック)を破った。
瀨川は2021年6月のハンガリー世界選手権団体戦出場後、膝の靭帯損傷と病気で1年近く欠場。一時は引退も考えたが、早稲田大柔道部出の夫・勇気さんの献身的なサポートで翻意。コーチ役を務める勇気さんのアドバイスもあって少しづつ成績を上げ、ついに悲願の女子柔道日本一を達成した。優勝者インタビューでは「勇気、優勝したよ!本当にありがとう。愛してるよ!」と感謝の言葉を叫び、観衆の喝采を浴びていた。
大会レポートは下記。
【準決勝まで】
連覇狙う梅木、初戦で姿消す
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