体重無差別で今年の柔道日本一を争う全日本柔道選手権大会が29日、日本武道館で行われ、中野寛太(近畿・旭化成)が優勝した。23歳の中野は6度目の出場で、これが初優勝。
この日は山場と目された初戦で香川大吾(東京・ALSOK)と接戦も、判定2-1でクリア。3回戦は前田宗哉(関東・自衛隊体育学校)得意の右大外刈を移腰に切り返して「技有」、さらに左出足払「有効」を追加する完勝。準々決勝は押領司龍星(関東・京葉ガス)を判定3-0で破り、準決勝は2連覇を狙う王子谷剛志(推薦・旭化成)から僅か36秒の左小外掛「一本」で完勝。
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