(エントリー48名)
昨年大会ファイナリストの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)とシリーヌ・ブクリ(フランス)はともに欠場。しかし、古賀若菜(JR東日本)を筆頭に、アッスンタ・スクット(イタリア)、アビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)ら強豪のほとんどが参戦し、見応えのあるトーナメントが組まれた。
優勝候補は古賀。出場選手の中で明らかに頭一つ抜けている。ここで世界王座を獲得し、4年後のロサンゼルス五輪に向けたスタートを切りたい。力的には圧勝も可能なはず。ライバルの角田とブクリがいない大会で負けるわけにはいかない。
有力選手の配置、各プールのひとこと展望は下記。
【プールA】
第1シード:アッスンタ・スクット(イタリア)
有力選手:タマル・マルカ(イスラエル)、サビーナ・ギリアゾワ(中立選手団)、ロイ・ペティ(ベルギー)
勝ち上がりの第一候補はアッスンタ・スクット(イタリア)。3回戦の相手にサビーナ・ギリアゾワ(中立選手団)が置かれているが、そもそもの地力に差がある印象。2021年に1度対戦した際にも圧勝しており、今回も問題なく勝利すると予想する。
第8シード:イ・ヘキョン(韓国)
有力選手:ツグジェ・ベデル(トルコ)、ラケル・ブリトー(ポルトガル)、プリシラ・モラン(モーリシャス)、エリカ・ラッソ(コロンビア)、グオ・ゾンギン(中国)
混戦ブロック。2回戦で対戦するイ・ヘキョン(韓国)とツグジェ・ベデル(トルコ)の勝者が勝ち上がると予想する。実力は競っているが、ここは担ぎ技で試合を作ることもできるベデルの勝利を推したい。
準々決勝の予想カードは、スクットvsベデル。この試合は実力に差があるため、大きなミスがない限りスクットが勝ち上がると予想する。
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