【レポート・評】最後の大会で「鉄壁の布陣」完成。埼玉栄、初の三冠制覇なる/第73回インターハイ柔道競技・男子団体試合④準決勝~決勝

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:上野弘明・辺見真也

準決勝

事実上の決勝に近い大一番。埼玉栄の「三冠」最大の関門だ。

【準決勝・第1試合】
埼玉栄高(埼玉) - 崇徳高(広島)

(先)北村斗麗 - 米澤直良
(次)堀悠隼 - 中祖俊輔
(中)平野匠 - 大坂常汰朗
(副)渡邊蒼織 - 寺本竜彦
(大)饒平名和貴 - 中濵洋希

組み合わせの偏りもあって、今大会は勝負どころが明確な埼玉栄。この準決勝が3回戦に続く大きな山場だ。敵はここまで白鷗大足利・修徳と上位候補を次々破って来た重量級軍団・崇徳。前評判からすれば事実上の決勝といっていいカードである。

最激戦ブロックを勝ち上がった重量級軍団・崇徳が、王者・埼玉栄に挑む。
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