タシケント世界柔道選手権(10月6日~13日)の63kg級日本代表に選ばれた、堀川恵(パーク24)のコメント要旨は下記。2日、山形県上山市で行われた日本代表強化合宿のさなかに報道陣の取材に応え、選抜体重別に優勝しながら代表に選ばれなかった苦しい時期からの復活、初出場の世界選手権に掛ける思い、結婚しての現役続行という選択などについて、丁寧に語った。
堀川恵選手 コメント要旨
――念願の世界選手権代表に選ばれました
率直に嬉しいですけど、単に嬉しいとだけ言っていられない大会。この気持ちを良い方向に持っていきたいですね。ただ、長い間踏み出せなかった一歩目を、ようやく踏み出せたなとは思っています。
――2017年の選抜体重別で優勝も、63kg級は世界選手権への選手派遣自体が見送られました。
単純に、優勝したら選んで頂けるのかなと思ってはいました。凄く悔しくもありましたが、実力がまだないんだな、優勝しても実力と見られるだけのものがまだないんだな、と思いました。
――心が折れそうだった。
いまにして思えば、折れかけたと思える時間はありましたね。やめようかと思った時期もありました。勝って選ばれず、勝たないとさらに選ばれなくなるのに、勝てない時期が続きました。苦しかったです。
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