体重無差別で女子柔道日本一を争う第36回皇后盃女子柔道選手権大会がきょう25日、講道館大道場で行われる。
東京五輪金メダリストの素根輝(パーク24)、ブダペスト世界選手権で優勝した朝比奈沙羅(ビッグツリー)の世界タイトル保持者2人が出場せず、昨年この大会を制した冨田若春(コマツ)もエントリーしていない今年度大会、は史上稀に見る混戦。誰が勝っても初優勝となる。
第1シードに配された昨年の準優勝者・橋本朱未(コマツ)は24日にオンラインで前日会見に臨み「まだ自分には実績が少ない。この大会で勝って一線の選手に続きたい」と抱負を語った。ブダペスト世界選手権で優勝して推薦出場枠を獲得、昨年に続いて出場する48kg級の角田夏実(了徳寺学園職)は初戦で体重105キロの田中里沙(環太平洋大2年)と戦う。「去年は対戦できなかった、大きい選手との戦いは怖いけれど楽しみ。得意の関節技など、寝技は狙っている」と語った。
大会は11時開会。無観客での開催だが、全日本柔道連盟では昨年に引き続いてライブ中継を行う。
橋本、角田両選手のコメントと大会展望は下記。
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