「三回戦~決勝」/eJudo版・令和3年全日本柔道選手権予想座談会(下)

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(中)「二回戦」からつづく

※座談会は12月10日(金)に行われました

[参考]令和3年全日本柔道選手権組み合わせ(全日本柔道連盟ウェブサイト)

三回戦

羽賀は左相四つの内股にも確かな方法論を持っている。写真は2019年講道館杯から。
羽賀は左相四つの内股にも確かな方法論を持っている。写真は2019年講道館杯から。

羽賀龍之介(推薦・旭化成) ― 小川竜昴(近畿・日本製鉄)

古田 3回戦、羽賀龍之介選手と小川竜昴選手の試合です。

朝飛 ここは、お任せします(笑)。

西森 左相四つで、小川選手もわりと柔道がはっきりしている選手。なんらか対羽賀選手用に飛び道具を準備してくるというタイプではないと思います。平場の勝負になると、経験値も、実際に持っていく力も上だと思いますので、ここはもう羽賀選手が順当に勝つのではないでしょうか。

林 異議ありません。

古田 羽賀選手がどういうゴールを設定するかが見ものですね。

香川大吾(東京・ALSOK) ― 中西一生(東京・国士舘大)

古田 これも好カード、香川大吾選手と中西一生選手の一番です。

朝飛 面白いですね。

古田 中西選手、大きい相手には担ぎ技があります。

朝飛 いろんな攻め方をしますよね。腰も安定しているので受けも強い。ただ、さきほどの香川選手の凄い移腰の写真を見せられてしまった後では・・・。香川選手、中西選手の担ぎ技をしっかり研究して、おそらくは体幹の近くを持って、相手を止めながら自分の得意な技に繋いでいくでしょうね。香川選手の側がちょっと有利に感じます。

古田 西森さん、いかがでしょう。

西森 香川選手は基本的には重心も低いですし、あまりイージーなミスをするタイプではないので、取りこぼしの可能性は少ないかなと思います。また、これが香川選手の2試合目、中西選手は3試合目。勝ち上がるほど、中西選手は疲労がじわじわ効いてくると思うんですよね。連戦のダメージまでを考えると、やはり香川選手の勝ち上がりかなと思います。

古田 香川選手はノウハウをきちんと持っていて、というよりも状況に応じた引き出しがきちんとあることを最大の強みにしている選手です。一方で今の国士舘大の選手はいったいに、ターゲットに対してどう戦うか、戦術的な精度がいま一つの印象です。この角度で考えても香川選手が有利かなと思います。林さん、よろしいでしょうかね。

林 問題ありません。

古田 香川選手が詰め将棋で有利に試合を運んで、最終的にはなんらか、獲るであろうという見立てですね。…中西選手は学生体重別団体の準決勝で、ちょっと無茶攻めをして返されてしまいたが、判断、動きともにコンディションが作れてないところもあるかなと思いました。前戦でも話しましたが、中西選手のカギはコンディションですね。

平成31年全日本選手権、影浦心が垣田恭兵から払巻込「技有」。片襟を持たれると体を開き、相手の腕を伸ばして巻き込んだ。
平成31年全日本選手権、影浦心が垣田恭兵から払巻込「技有」。片襟を持たれると体を開き、相手の腕を伸ばして巻き込んだ。

影浦心(推薦・日本中央競馬会) ― 釘丸将太(東京・パーク24)

古田 優勝候補・影浦選手の2試合目です。初戦とはタイプの違うハードル。81kg級、しぶとい釘丸選手との対戦となります。

林 影浦選手は小さい相手と戦うのも苦手ではない。どちらかというと上手いですよね。

朝飛 1戦目に引き続いて、この試合も左相四つなんですよね。釘丸選手は左の片襟を持って掛けてくるような感じでしょうか。影浦選手は脚を開かせるための小内刈が上手いので、あれで動きを止めたところに狙って入るか、お互いに片襟を持った瞬間に。・・・・前に垣田選手とやって組み手で縺れたときに、組み際の左払巻込で投げましたね。

古田 あれはまさに、垣田選手が左の片襟を握って粘着して来たところにあわせましたね(※平成31年大会3回戦)。片襟を握って来た腕をそのまま伸ばすようにして。

朝飛 影浦選手は飛び道具を持っているので、どこかで密着して一発狙うのではないでしょうか。

古田 戦線が膠着した時に、具体的にそこからジャンプできる技があるのは、影浦選手の方だという読みですね。

朝飛 そうです。

古田 西森さん、いかがですか。

西森 林さんが仰る通り、影浦選手にとって釘丸選手のサイズ感の選手を獲るのは、十分行けると思います。過去敗れている選手を挙げていくと、まず最初の年は西潟健太選手でこれは実力差があった頃なので仕方がないのですけど、以降は2018年(平成30年大会)が西山大希選手にGS延長戦の「指導3」、続いて2019年(平成31年大会)が加藤博剛選手に支釣込足で飛ばされて、そして去年が羽賀選手。いずれも100㎏級、1階級下の選手です。サイズがそんなに変わらず、しかも緻密にこられるタイプというのが、影浦選手がもっともやりにくい型の選手なのではないかと思います。大きい相手なら担げる、小さい相手なら払巻込とかで持っていけるのですけど。・・・・もしかすると、次の佐藤和哉選手あたりとの試合が今回はカギになってくるのではないかと思います。

古田 なるほど、ではここは影浦選手の勝ち上がりを推して、次のその佐藤選手の3回戦に参りたいと思います。

佐藤和哉(推薦・日本製鉄) ― 垣田恭兵(九州・旭化成)

古田 佐藤和哉選手と垣田恭兵選手。山場ですね。皆さん、黙ってしまいました(笑)。…そもそも垣田選手の試合を予想するというのが、大変に困難な作業ではあるのですが。現在の序列というか、体重別的な立ち位置でいくともちろん佐藤和哉選手の勝ちをベースに話を進めるべきかと思うのですが。様相が揺らぐとしたらどんなことが考えられますか。

朝飛 垣田選手はくっつくことも出来るのですが、相手の身長がちょっと高いと股の中にスポッと入る背負投も出来るんですよね。佐藤選手の足が止まったときに、この形で入れれば可能性はあると思います。ただ、こういうことに留まらず、どんな罠を張って来るかですよね。前に全日本選手権の試合の途中でお話させて頂いたことがあるのですが、「先生、次の相手はこういう風に攻めたらこっち側が空くので、そこに入ろうと思っているんですよ」と。実際にその通りに試合が進んで、勝って戻って来ましたね。

西森 (笑)。

林 う~ん、すごいな。

朝飛 もちろん佐藤選手の地力勝ちを予想はするのですが、「もし」という展開を考えると、こういう感じでしょうか。

西森 佐藤選手の側は足技で牽制しておいて、足車、体落など「ねじ込む系」でしょうね。こういう技で展開を取っていこうということになると思うのですが、そんなにサイズ差もないんですよね、実は。

林 20キロあるかないかですね。佐藤選手が登録118キロ、垣田選手は97キロ。垣田選手、九州予選では同じケンカ四つの石内選手を裏投で破っているんですよね。

西森 そうなんですよ。これが朝飛先生さきほどのっけに仰られた「くっつく」方のパターンですね。

古田 これは予想し難い。垣田選手が勝ちに辿り着く形も結構多い。とはいえ、皆さん佐藤選手の側を推すというのが大前提のようですので。ここは順行シナリオを採って佐藤選手の勝ち上がりとしておきましょうか。ただし、垣田選手が上がってもまったくおかしくない、というエクスキューズは強調しておきたいと思います。

相四つには滅法強い前田宗哉。原沢久喜を相手にしても大外刈で真っ向勝負を演じた。
相四つには滅法強い前田宗哉。原沢久喜を相手にしても大外刈で真っ向勝負を演じた。

太田彪雅(推薦・旭化成) ― 前田宗哉(関東・自衛隊体育学校)

古田 東海大の磁場の試合ですね。

西森 純実力だともちろん太田選手なんですけど、右相四つっていうのがロマンを掻き立てますよね。

古田 はい。前田選手得意の大外刈一発があるのではないかという。もう、太田選手がああ、と天井を見上げる横で、乗り込み過ぎた前田選手がスックと立ち上がるというアップセットを夢想してしまいます。

西森 とにかく相四つとやる時の前田選手は、夢がありますよ。何があってもおかしくないと思わせてくれる。関東予選を制していますし、実力も調子も上がっているのではないでしょうか。関東選手権優勝時のインタビューにもありましたけど、上水監督からアドバイスを得て、それを自分で考えて咀嚼してというサイクルが習慣として身についているのであれば、太田選手に対してもきちんと準備してくるでしょうし。それは非常に楽しみですね。

古田 太田選手に関してはずいぶん長い間このセリフを言い続けている気がするのですが、キャリアの分岐点ですね。

林 この大会は3位、2位と上がって来ていますから。間違いなく勝負の年ではあります。

太田彪雅の引き手の「絞り」は強烈。この場面の直後、嫌った原沢に強烈な左袖釣込腰を見舞った。
太田彪雅の引き手の「絞り」は強烈。この場面の直後、嫌った原沢に強烈な左袖釣込腰を見舞った。

朝飛 東海大の選手たちの話では、相四つで、太田選手の引き手がとにかく強いと。相手の釣り手を落とすと離れないらしいですよ。無理に切ろうとすると反対の担ぎ技に飛び込まれる。佐々木健志選手が去年嵌ったあの形ですね。その前の年(※平成31年大会準々決勝)は、原沢久喜選手がこれがどうしても切れなくて、何回も嫌う動作をしているところに左袖釣込腰に入って持っていきましたよね。あれが必勝パターンになっているようです。

古田 左袖釣込腰から、右一本背負投の形で腕を拾ったやつですね。凄かった。

朝飛 それです。とにかくその組み手たるや、凄いものがあると聞きます。

古田 正シナリオでは太田選手の勝ちが予想されるわけですが、その所以は相四つの「引き手」ですね。では、前田選手の健闘、夢の大外刈一撃を頭に置きつつ、太田選手の勝ち上がりを推します。

朝飛 前田選手は気持ちのいい選手です。大外刈に行って掛からなくても何回でも挑戦する強さを持っています。試合場から降りる時も「真っ向勝負した」という爽やかさを感じます。

古田 関東選手権で勝ったあとに、同門の佐藤正大選手と試合場で抱き合った絵も爽やかでした。…まあ、あの絵は、前田選手の爽やかさとともに、敗れたはずの佐藤選手の満面の笑みにちょっとこう、なんというか、彼の奥深さを感じる方が強いのですが。

2018年講道館杯、高校2年生の斉藤は上田に完封されて「指導3」負け。
2018年講道館杯、高校2年生の斉藤は上田に完封されて「指導3」負け。

斉藤立(推薦・国士舘大) ― 上田轄麻(近畿・日本製鉄)

(※斉藤選手は座談会終了後の12/17に欠場を表明)

古田 斉藤立選手と上田轄麻選手。斉藤選手が一気に国際に行くかと言われたあの高校時代、蓋をし続けたのがこの上田選手でした。

西森 斉藤選手は膝の具合次第だと思うんですけど、結局、ここから先は上田選手であったり太田選手であったり過去に敗れている選手が相手になっていくのですよね。ブレイクしようと思ったらこのレベルに勝っていかないといけない。たとえ海外で勝ったとしても、ここでは勝ち抜けないということになってしまいますから。上田選手戦、太田選手戦が実現するとしたら、まさに乗り越えなければいけない壁、勝負どころだと思います。

古田 国際大会の勝ちぶりを見ていると実力の絶対値としては間違いなく上だと思うのですけど、上田選手相手にそれがパフォーマンスできるかどうかですね。

朝飛 皆さんのおっしゃる通りですよね。小さいころから、あの大きな体で器用に動くさまや、片足で綺麗に立って投げる姿を見て、その資質に誰もが当然ながら大きな期待を抱きます。ただ、良く考えてみれば、山下泰裕先生は、上村春樹先生があれだけ強かったのに、高校生の時のオリンピックの予選会では旗が分かれているわけですよ。遠藤純男先生とも五分に戦いましたし、19歳で全日本選手権も獲っている。その山下先生を相手に、大学1年生の時に大内刈を返しているのが斉藤仁先生だったんですよね。19歳ともなれば二人とも物凄い勢いで駆け上がっていく時期でした。立選手は本当にのんびり屋に見えてしまうので、ここで一発、実力者の上田選手を相手にしっかり自分の柔道が出来るところを見せて欲しい。・・・願望ですね。すみません。

古田 ありがとうございます。現時点の力であれば、しっかりパフォーマンスできればここは乗り越えられるはず、乗り越えて欲しい、というところで斉藤選手を押して、話を進めてもよろしいでしょうか。

朝飛西森 はい。

古田 過去敗れている相手ですし、具体的な成長を見せてほしいですよね。

西森 逆に言うとそのあたりが柔道の奥深さですよね。斉藤選手ぐらい投げる力が高くても、試合となると簡単に勝てるというわけではない。このあいだ高井洋平さんに話を聞いていておもしろい表現だなと思ったのが、体幹が太くてケンケン出来る選手は強い、と。大きい選手は普通ケンケンが苦手なんですけど、出来ると体に巻き付けて投げられるんですよね。でもその投げる力自体が強い相手を、上田選手は組み手の堅陣で封じ込めてしまう。この難しさ、奥深さ。でもここは斉藤選手にとっては、絶対に乗り越えなければいけない壁ですよね。海千山千の、自分の投げる力を削いでくる相手をどうやって投げるか。これをクリアしない限り、なかなか次のステージには上がれないと思います。

古田 おそらく、推薦枠を用意した(※GSバクーのため予選に参加出来かった選手への措置)強化陣も、そういうメッセージを伝えたかったのだと思います。

熊代佑輔の担ぎ技は左右、組み手を選ばない。写真は超級転向直後の講道館杯、小川雄勢から裾を握っての右背負投で「一本」
熊代佑輔の担ぎ技は左右、組み手を選ばない。写真は超級転向直後の講道館杯、小川雄勢から裾を握っての右背負投で「一本」

石内裕貴(九州・旭化成) ― 熊代佑輔(東京・国際武道大教)

古田 石内選手と熊代選手。これもまた面白い。

林 ここは熊代選手ですよ。

古田 おっと、林さん、来ましたね(笑)。

西森 ここはケンカ四つなんですよ。ケンカ四つだから石内選手もじゅうぶん力が発揮出来そうですよね。

林 もはや僕には、組み手は関係ないですから。

一同 (笑)。

古田 その発言がきましたね。とはいえ、体型的にも組み手的にも、石内選手がずらして足車という絵は非常に見えやすい。

西森 去年の藤原崇太郎選手を仕留めた時の、釣り手の攻防とか実に上手かったですよね。

朝飛 いや、もう、本当に上手かったですね、あれ。もう、どうしようもなくなって最後は飛ぶしかなかったという感じでした。抜群でしたね。…熊代選手は全日本で、ケンカ四つの永瀬貴規選手に釣り手を振られながら、右の小外刈で投げられたことがありました。

西森 最初の全日本、平成26年大会の2回戦ですね。

朝飛 熊代選手が、石内選手のあの組み手を掻い潜れるかどうかですね。

古田 ポイントは釣り手。

朝飛 ですね。でも、林さんではないですが、熊代選手には関係ないのかもしれない…。

林 そうですよ!

西森 本当に楽しみなカードです。

林 絶対面白い試合になりますね。長引くと熊代選手には厳しそうですけど。

古田 僕もまさに、今その話をしようと思っていました。組み手の攻防が最前線であるがゆえに、これに嵌って時間が経っていくと、石内選手の空間になるのかな、というふうに思います。

朝飛 そうですね。熊代選手は3回目の試合ですし。

古田 そしてそうなる可能性が、非常に高いと思うんですよね。稽古環境などを考えても。

林 1分以内勝負で、熊代選手です!

一同 (笑)。

古田 私は本戦の残り1分から様相が変わり始めて、最終的にはGS延長戦で石内選手が投げる可能性が高いのではという見立てです。

林 長引いたら石内選手。これは同意します。

古田 では、石内選手という形で進めてもよろしいでしょうか。…新たな環境で、私たちの想像しないようなジャンプ力を養えていれば、熊代選手が勝ち上がる可能性ももちろんあるかと思います。ただ、熊代選手が早い時間で決めるっていうのは、けっこうシナリオ的に「飛び道具」進行な気がするんですよね。

林 だから飛び道具、あるじゃない(笑)。

古田 推しますね!これだけ林さんが粘って推すのは、この企画が始まって以来初めてかもしれません。

林 ただ、石内選手もそのあたりはわかって戦うでしょうけどね。熊代選手はフィジカルモンスターですからね。

朝飛 東海大の人たちは、その表現で言いますよね。で、曲者で、やりたくないと。

古田 石内選手は早く勝負をつけにいこうとは考えないんじゃないですか。その後を考えるともちろん早い勝負に越したことはないのでしょうが、熊代選手相手にいきなり、投げ合いみたいな展開にはしないかもしれないですね。

林 それを強引に投げ合いにもっていけるかどうかですね。そうならなかったら石内選手でしょう。

古田 皆さん、どうでしょう。林さんの強烈プッシュもありますが、石内選手を押しておきたいのですが、よろしいでしょうか。

朝飛・西森 はい。

古田 林さん、ここは仮にということで。進めさせてください。

林 了解です。

小川雄勢はクレバー。今年の選抜体重別では以前敗れた斉藤立を完封してみせた。
小川雄勢はクレバー。今年の選抜体重別では以前敗れた斉藤立を完封してみせた。

小川雄勢(東京・パーク24) ― 七戸龍(九州・九州電力)

古田 小川雄勢選手と七戸龍選手の一番です。

西森 スタミナで小川選手になるのではないかと思います。

林 そうなりますよね、やはり…。

西森 七戸選手は、王子谷選手との試合で消耗し切っている可能性が高い。

古田 小川選手にとって、迎え撃つに当ってはもっともやりやすいシナリオに嵌っていますね。

林 小川選手は、まだ2試合目ですし。

古田 そして1試合が千野根選手ですから、あまり消耗もしていないと思います。気を良くして上がってくるのではないでしょうか。…小川選手の技が実際の試合で見せる以上に強いというのはつとに語られるところですが、聞こえてくる話ですと、やっぱり凄く考える選手なんですよね。あるべき展開や組み立てをよく考えている。知性派なんです。

林 そうなんですよね。お父さん(小川直也氏)と一緒でクレバーなんです。インタビューしていても、頭の良い選手だな、よく考えているなと思う場面はかなり多いです。

西森 2019年の講道館杯で、小川選手は斉藤立選手に敗れています。それが、今年の選抜体重別での再戦では、もう完封していましたからね。

古田 そういうところですね。

西森 凄く修正してきたな、と感心しました。ああいうところは考える力で、きちんと対処していますよね。

古田 彼のことだから組み合わせを見て、どちらが上がってきても消耗はしているだろうと、戦い方を定めている可能性が高いですね。小川選手の勝ちを推させて頂きます。

(次ページへつづく)

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