
著者紹介:Aya
Xの人気アカウント「2026judo」を運営する、柔道ファン界隈きっての「見上手」。SNS投稿の紹介はもちろん、試合情報に関しても的確なピックアップとわかりやすい紹介が好評、ファンのみならず選手間でもよく知られる。代表選手の中には「これさえ見ていればツアーの流れがわかる」と、このアカウントをウォッチするためにXを始めた方もいるほど。
※「ケアシステム」=皆さんご存じの、審判用の試合動画録画・再生システム。技の効果や反則判定のチェックなどに使用されます。正式名称“CARE(Computer Aided Replay)システム”
トリッペルはやっぱりトリッペル
YouTuberと柔道家――二足の草鞋を履く男、エドゥアルド・トリッペル(ドイツ)。彼の新しいロングインタビューが公開されました。ヨーロッパ柔道選手権直前に公開されたこの動画、かなりぶっちゃけていてとても興味深い内容になっています。
今回の動画では報酬金額についても話しているのですが、五輪のメダル報酬がびっくりするほど安くて衝撃的!トリッペルが東京五輪で銀メダルを獲ったときの報酬は1万5千ドル(約230万円)ほどだそう。そこからさらに税金が引かれた金額が、分割払いで支払われたようです。プロリーグが盛んなドイツ柔道。女子重量級は恐ろしいほど充実しており、どの大会でも必ず決勝ラウンドに進む強豪チームという印象を持っていました。だからこそ、てっきり「五輪の報酬だから1億円くらいはもらっているかな?」と思っていたので、驚きました。
また、前回の記事で私は全日本選抜柔道体重別選手権大会について「長い」と文句を言ったわけだけど、トリッペルは「試合の大半を占める攻防は『組手』だから、審判には『組手』の部分にも、もっと評価ポイントを与えてほしい」という要望も語っていました。やはり「組手」ってとっても大事なのね。勉強しなきゃと思いつつも、つい目先のダイナミックさに目を奪われ、そのことを忘れてしまう私でした…(勉強しない言い訳です)。
東京、パリに続き、3回目の挑戦となるロサンゼルス五輪についても言及しており「僕の名前は『トリッペル』だから『トリプル』とかけられる。是が非でも行かなきゃね」と、冗談ともつかないことを言っていました。トリッペルはこれだから面白い。
他にも「試合前は全く緊張しない」ということや(同じインタビュー内で「ど緊張する」という発言もあり「どっちだよ!」と突っ込みたいところではありますが)、昔はカフェインがアウトだったらしく「ドーピングに引っかかったことがあって、今も記録に残っている」という話、自身のYouTubeについてなど、盛りだくさんの内容でした。面白いので、良かったら見てみてください!約2時間あるけど…(笑)。
エドゥアルド・トリッペル(ドイツ)
それぞれの選抜体重別
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