5人制抜き勝負で高校柔道日本一を争う金鷲旗柔道大会は23日、照葉積水ハウスアリーナで女子決勝までの競技を行い、富士学苑高(山梨)が優勝した。2019年大会でも優勝している富士学苑は、コロナ禍による2年間の中断を挟んでの大会2連覇達成。
富士学苑は大将同士の対決まで縺れた準々決勝の佐久長聖高(長野)戦をエース山本海蘭の送襟絞「一本」で勝利すると、準決勝からはこれまで奮闘した先鋒・大久保藍に代えて全国中学校大会最重量級の覇者・小出穂香を投入。この埼玉栄高(埼玉)戦では期待に応えた小出が1人で3人を賄う(2勝1敗)大活躍を見せ、続く次鋒・杉山凛が相手方のエース新井心彩ときっちり引き分けてこの時点でほぼ勝利を確定させる。最終戦は中堅齊藤咲花が残る大将三浦心暖を内股「技有」で抜き、不戦2人の快勝で決勝進出決定。
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