松山市の愛媛県武道館で開催されているインターハイ柔道競技(令和4年度全国高等学校総合体育大会柔道競技・第71回全国高等学校柔道大会)は、あす8日から女子の競技が始まる。
個人戦に先だって行われる女子団体試合は富士学苑高(山梨)が頭ひとつ抜けたV候補の筆頭。皇后盃全日本女子選手権にも出場した78kg超級の強者山本海蘭、全国高校選手権無差別3位の78kg級川崎愛乃、昨年の全国中学校柔道大会70kg超級を制した1年生小出穂香と重量級を3枚揃え、補欠にも70kg級の優勝候補齊藤咲花を置く。これまで体重別3人制点取り制の全国高校選手権で2位、無差別5人制勝ち抜き制の金鷲旗高校大会で優勝と成績を残し続けてきたが、チームの組成にもっとも適したこのインターハイ(※無差別点取り制)で2018年以来の優勝を狙う。
6日に発表された配列順では山本が中堅。3人制・代表戦任意の王道、かつ戦力が揃っていないと採りにくい「エース中堅」を貫いており、優勝の可能性は極めて高い。配列順は先鋒から小出、山本、川崎、補欠に齊藤。
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