Photo: Henmi Masaya
五輪3連覇のレジェンド・野村忠宏氏が主催する柔道イベント「Daiwa House Presents 第6回野村道場」が 10日、横浜武道館(横浜市)で行われた。
一流柔道家と子どもたちが柔道を通じてコミュニケーションを図るこのイベントは今回が6回目で、リアルでの開催は3年ぶり(※2020年の第2回~2022年3月の第5回はオンライン開催)。
今回の指導陣は講師が野村忠宏氏、特別講師に谷本歩美氏、スペシャルゲストが大野将平選手と、3名がオリンピックの連覇者という豪華さ。ほか、北京五輪60kg級銀メダリストのルートウィッヒ・パイシャー氏、人気デュオ「スキマスイッチ」の常田真太郎氏、Youtuberとして活躍中のドンマイ川端氏がゲストとして参加し、小中学生約180人と交流。
大野氏は得意の「大外落で踏ん張らせ、抜き際を大外刈で刈る」ハイテクニックを解説。5種の技を披露した谷本氏はその中から「跳ね上げる内股」を解説した。野村氏は高低2つの背負投を披露。ほか、質問コーナーやプレゼントコーナーで、子どもたちは大いに盛り上がった。
イベント後、谷本氏は「たくさんの笑顔が見られる素晴らしい場だった」、大野選手は「子供たちの笑顔が自分自身のエネルギーに変わる。逆に感謝している」と充実の表情でコメント。野村氏は「子供たちと同じ畳の上で柔道ができて笑顔あふれる柔道教室になって、とても楽しかった。」と笑顔でイベントを締めた。
野村氏のコメントと、写真によるレポートは下記。
野村忠宏氏のコメント
子供たちと同じ畳の上で柔道ができて笑顔あふれる柔道教室になってとても楽しかった。「楽しむ」ことが一番大切。夢や憧れを感じてもらえる場所にしたい。トップ選手だけでなく、ドンマイや常田さんを呼ぶことも大切なこと。今回のように、これから対面で開催できるようになれば、柔道経験者だけでなく、未経験者に向けてであったり、昔柔道をやっていたけど柔道をする場所がない、カジュアルに柔道を楽しみたいという大人たちが集う道場もやってみたい。
イベントレポート
(敬称略)
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