【レポート】インターハイ2連覇の新井道大が頂点、強さ見せつける/全日本ジュニア柔道体重別選手権2022・男子100kg級

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取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・辺見真也

【準決勝まで】

V候補新井、重囲をものともせず決勝へ

準決勝、新井道太が濵田哲太から内股「技有」。そのまま後袈裟固で抑え込む。

インターハイ2連覇者・新井道大(埼玉栄高3年)が順当に決勝に勝ち上がった。第1シード配置ながら、組みあわせは逆サイドと比べると重め。しかしこの重囲、そして徹底警戒をものともしなかった。

2回戦は中川凱斗(神戸国際大附高3年)から59秒にまず小外掛「技有」、そして1分43秒左内股「一本」という快勝。続く準々決勝も、前戦で全国高校選手権最優秀選手・三木望夢(大牟田高2年)を横車と小外掛の合技「一本」で仕留めている佐井川陽舜(法政大2年)のパワーをものともせず。52秒大外刈「技有」、そして2分35秒大外返「一本」と、力を力でねじ伏せる圧勝だった。準決勝は面倒な濵田哲太(日本大1年)を僅か1分26秒、左内股と後袈裟固の合技「一本」に仕留めるこれも圧勝。一段違う強さを見せつけて決勝へと駒を進めた。

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