【eJudo’s EYE】男子日本代表8名「採点表」/グランドスラム・パリ2022

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81kg級を制した藤原崇太郎

文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta
 

グランドスラム・パリ2022、男子日本代表8名の採点表と寸評をお届けする。例によってもっとも重視するのは「己の持てる力を出せたかどうか」。

最高点は81kg級の藤原崇太郎(旭化成)。タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)得意の「抱き勝負」にまっこう応じた末に、2度投げつけて優勝を決めた。「面白い勝負かもしれないが、胃が痛くなる試合」と手堅さを求める鈴木桂治監督の評はあったが(立場的には当然だろう)、もともとこの人の良さは手堅さ。眼前の勝利に何が必要かを冷静に考えた末の「理のある特攻」であったと、今回に関しては、高く評価しておきたい。

60kg級

永山竜樹。決勝では一本背負投を抱分に切り返して「技有」を奪った。
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