【ニュース】舟久保「一本」連発で快勝、63kg級は髙市、70kg級は新添が一段違う強さ見せつけてV/グランドスラム東京2022第1日女子

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取材:古田英毅
写真:乾晋也、辺見真也

57kg級決勝、舟久保遥香が芳田司から横四方固「一本」

日本で開催される唯一のワールドツアー大会、グランドスラム東京2022が3日に東京体育館で開幕。初日は男女それぞれ3階級の競技が行われた。

世界選手権のメダリストが入り乱れた最激戦区、57kg級はタシケント世界選手権銀メダルの舟久保遥香(三井住友海上)が圧倒的な内容で優勝。2回戦でレン・チェンリン(台湾)をGS延長戦1分28秒横四方固「一本」に仕留めるなど序盤戦から快調に勝ち進み、準決勝はこの日の台風の目・大森朱莉(帝京大2年)を1分56秒の横四方固「一本」で一蹴。迎えた決勝は芳田司(コマツ)に引き込みの寝勝負を挑まれると、すぐさま応じて膝をパス。上体の僅かな拘束を足掛かりに動きの度に制動を強め、手を股中に差し入れて相手の仰向け状態をキープ。1分36秒横四方固「一本」で優勝を決めた。芳田も準決勝で玉置桃(三井住友海上)を鮮やかな内股「一本」に屠るなどここまで素晴らしい出来。相手が強いゆえにさらに舟久保の強さが際だつという構図だった。

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