※選手紹介・代表争い概況は「最終日みどころ」を参照のこと。
60kg級 V候補永山は戦いやすい配置、近藤は初戦で銀メダリスト・ヤンに挑戦
(エントリー26名)
プールAの近藤隼斗(国士舘大3年)は2回戦で東京五輪銀メダリストのヤン・ユンウェイ(台湾)と対戦。ここが最大の山場だ。ヤンは一見すると線が細い印象だが、実は体幹や組み力はかなりのもの。まずは近藤が地力でどこまで対抗できるかに注目したい。あくまでも勝ち上がりの第1候補はヤンだが、仮に五分程度に組み合えるようならば勝機は十分だ。不用意な攻撃を起点に「横三角」で攻められる展開にだけは気を付けつつ、自ら試合を動かして得意な投げの打ち合いフィールドに持ち込みたい。プールの下側はセドリック・ヘヴォル(フランス)とビャンバジャフ・ツォグトオチル(モンゴル)が配されているが、、ヤン、あるいはヤンに勝てるレベルに仕上がった近藤の敵ではない。上側の山の勝者がベスト4に勝ち上がると考えて間違いないだろう。
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