グランドスラム・パリ2023、最終日の5日の女子は70kg級、78kg級、78kg超級の3階級が行われ、それぞれアイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン)、オドレイ・チュメオ(フランス)、キム・ハユン(韓国)が優勝を飾った。日本勢は78kg超級の秋場麻優(ALSOK)が準優勝、70kg級の桑形萌花(三井住友海上)と78kg級の泉真生(コマツ)はともに初戦敗退だった。
ツノダは準決勝で世界選手権2連覇者バルバラ・マティッチ(クロアチア)にGS延長戦1分10秒の背負投「技有」で勝利。決勝は地元の大声援を受けたマリー=イヴ・ガイ(フランス)の圧力を先手の担ぎ技で剥がし続け、本戦4分0秒「指導3」で優勝を決めた。世界カデ優勝、世界ジュニアを2連覇しているツノダはこれがワールドツアー大会初優勝。
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