【戦評】第2日・日本代表選手全試合戦評

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予選ラウンド開始: 日本時間16:30
決勝ラウンド開始: 日本時間24:00

男子66kg級

優勝を決めた直後の阿部一二三

阿部一二三(パーク24) 優勝

【2回戦】阿部一二三〇袖釣込腰(2:06)△マッテオ・ピラス(イタリア)

阿部が右、ピラスが左組みのケンカ四つ。始まるなり阿部が釣り手で背中を抱くと、ピラスすぐさま引き込んで寝勝負に挑む。阿部は冷静に捌き「待て」。阿部の出だしはやや慎重、手先で組み手を争い続ける。初弾の右袖釣込腰は抜けてしまったが、徐々に呼吸を整えると、1分35秒の組み際に両袖の右大外刈を叩き込んで「技有」。ここからの寝技が切れて迎えた次の展開、ピラスが釣り手で袖を抑えると阿部これを起動スイッチに両袖の右袖釣込腰。肘を抜いて相手の体をおのが背に吸い寄せ、貼りつけたまま横走りで詰めて投げ切り「一本」。

【3回戦】阿部一二三〇優勢[技有・袖釣込腰]△アルベルト・ガイテロ=マルティン(スペイン)

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