2023年IJFワールドツアー第10戦となるグランドスラム・ウランバートルが、あす23日に開幕する。6月に組まれた3連戦の締め、そして8月のワールドマスターズの出場資格を決めるこれが最後の大会である。
試合が続いたこともあって階級によって強豪の集まりには凹凸があるが、平均レベルは低くない。男子ではアルマン・アダミアン(中立選手団)やジョルジ・フォンセカ(ポルトガル)、ウルフアロンと世界王者がずらり揃った100kg級、女子では出口クリスタ(カナダ)にジェシカ・クリムカイト(カナダ)、玉置桃、ホ・ミミ(韓国)らがシードに名を連ねる57kg級がひときわ目を引く。52kg級も前戦カザフスタン大会の超低空飛行の反動という恰好か、アモンディーヌ・ブシャー(フランス)にディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)、ジェフェン・プリモ(イスラエル)、プップ・レカ(ハンガリー)とシード選手の陣容が充実している。
14階級に16名という大量派遣を結構した日本勢の組みあわせはいったいに厳しめ。シードから漏れている選手が多いこともあり、強豪の直下に配されるケースが多々見られる。
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