⑤準決勝/令和3年全日本柔道選手権振り返り座談会

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※座談会は1月4日・5日にオンラインで行われました。
左上より司会の古田、上水研一朗氏、左下より朝飛大氏、西森大氏。

(準々決勝からつづく)
→全試合結果 →全試合戦評

準々決勝までを振り返って

古田 ここでベスト4が出揃いました。羽賀龍之介選手、垣田恭兵選手、太田彪雅選手、王子谷剛志選手。この面々が揃った時点でみなさんどう思ったか、どんなことを考えておられたか、一言ずつ頂ければと思います。朝飛先生、いかがでしょう。

準決勝に進んだ4名

朝飛 戦前の予想ではやっぱり羽賀選手と太田選手というところは推していたのですけど、この日は垣田選手がMVPではないかというくらいの働き。一方で羽賀選手は腰を負傷していて、試合を追うごとに疲労、そしてその合間の冷えでダメージが増していきます。これは垣田選手の背負投が掛かってしまう場面もあるのではないかと感じていました。そして王子谷選手ですね。復活という言い方をしていいのかどうかはわかりませんが、かつての元気の良さが見られた。実力者4人が上がって来たな、ベスト4にふさわしいメンバーだなと感じていました。

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