【インタビュー】東海大相模高・水落健太監督「自信も手ごたえも十分、すべてを倒して日本一を勝ち取る」/夏の高校柔道・有力校監督に聞く②

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金鷲旗高校大会(7月22日~24日)とインターハイ(8月8日~12日)の開幕を控えた有力校監督インタビュー、2回目は3月の全国高校選手権で準優勝した東海大相模高を訪ね、水落健太監督に話を伺った。

水落監督にはこれまで幾度も話を聞いてきたが、ここまで「自信と手ごたえ」(本人の言葉より)がにじみ出るインタビューは初めて。チームの状態の良さがうかがわれた。

聞き手:古田英毅
※インタビューは7月12日(水)に行われました。

東海大相模高・水落健太監督「自信も手ごたえも十分、すべてを倒して日本一の座に就く」

水落健太監督

―― 今のチームの状態は?

スケジュールの部分でかなり考えてここまで来ました。というのは、昨年、春の選手権(※準優勝)で負けて、「夏を獲ろう」と意気込み、そしてそれだけの戦力が育ったにも関わらず、レギュラーに次々怪我人を出してしまった。結果、金鷲旗はベスト8でインターハイは本戦に出ることすら出来ず。明らかにコンディション、ひいてはスケジュールに問題があった。すべて私の責任です。ですので、今年は春以降かなりスケジュールを考えて組んできました。去年は5月にピークが来てしまったと思うのですが、この5月のボリュームをかなり下げた。国士舘大学の吉永(慎也)先生も仰っていましたが、当たり前の生活をきちんとすることが大事。睡眠が7時間か8時間かでは怪我のリスクがまったく変わってくるので、しっかり8時間睡眠をとることを徹底させました。朝きっちり起きて体操、食事、朝のトレーニングはなくして稽古は短時間集中。乱取りも少なく、選手は物足りなかったのではないかと思いますが、それで迎えた関東大会(6月3日~4日)ではかなり動きも良かったし、課題もたくさんもらえました。

―― その関東大会は準優勝。内容が素晴らしかった。

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