取材:eJudo編集部
写真:上野弘明・辺見真也
高校柔道界最大の祭典・インターハイ柔道競技(令和5年度全国高等学校総合体育大会、第72回全国高等学校柔道大会)は9日、男子団体試合準々決勝から決勝までが行われ、国士舘高(東京)が2年連続17度目の優勝を果たした。
国士舘は3月の全国高校選手権と7月の金鷲旗高校大会と併せて今期高校「三冠」の偉業を達成。同校の三冠制覇は斉藤立らを擁した2019年以来5度目、自ら史上最高記録を更新した。
国士舘は先鋒竹吉瑞樹、副将山本由聖、大将畠山凱のコンディションが整い切らず、決して万全の状態ではなかった。それでもベンチにポイントゲッター若崎喜志を取り置いたまま、準々決勝は大成高(愛知)を相手にリードを許しながらも、次鋒川端倖明、山本、畠山と3つ一本勝ちを並べて3-1で勝利。準決勝も先鋒戦を落としたが、川端と畠山の一本勝ちをテコに大牟田高(福岡)を2-1で下して決勝に進んだ。
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