6日から愛媛県武道館(松山市)で行われているインターハイ柔道競技(令和4年度全国高等学校総合体育大会柔道競技・第71回全国高等学校柔道大会)はきょう9日、女子団体試合3回戦から決勝までの競技が実施され、富士学苑高(山梨)が優勝を飾った。富士学苑は2019年大会以来3年ぶり2度目のインターハイ制覇、今季は2週間前に行われた金鷲旗高校大会とあわせて高校柔道「二冠」を手にすることとなった。
富士学苑は先鋒から小出穂香、山本海蘭、川崎愛乃と重量級の有力選手を3人並べる重厚な布陣。2回戦では高川学園高(山口)を3-0、3回戦は宮崎日大高(宮崎)を3-0、準々決勝も東大阪大敬愛高(大阪)を3-0と9連続一本勝ち、他をまったく寄せ付けずにベスト4入り。準決勝からは先鋒を70kg級のファイター齊藤咲花に代え、この淑徳高(東京)戦も齊藤の大外落「技有」にエース山本の合技「一本」と早々に勝ちを決める。大将戦は落としてスコアは2-1となったが、余裕を持って決勝に進出。
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