ワールドマスターズ・エルサレム(20日~22日)に出場する日本代表選手団は、17日夜に羽田空港から現地に向けて出発。出国に先んじて、女子の増地克之監督代表監督が囲み取材に応じた。
この大会の後、25日に持たれる全日本柔道連盟の強化委員会で、来年5月のドーハ世界選手権の日本代表が審議される。明らかに差がついた階級はその時点で代表決定、決められない階級については1月末に代表決定戦が持たれる可能性があるが、増地監督は「その後のスケジューリングを考えると、ここで決まるのが理想」とし、今大会を「本当に大きな意味を持つ大会」と語った。
増地監督のコメント要旨は下記。
増地克之監督・コメント要旨
―― あらためて、今大会の持つ意味は。
先日のグランドスラム東京で、世界選手権の代表が1人決まりました。残り8枠を掛けた争いになります。階級によっては2枠をどこに使うかということで、この大会が大きな意味を持つことになります。内容はもちろん、勝敗が大きく関わります。
―― 大会のレベルが高い。出場階級それぞれのポイントになるのは。
シード権がある選手もいればそうでない選手もいる。なんとも言えない部分はあると思いますが、本当に初戦から、特にシードのない選手は、気の抜けない選手といきなり当たる可能性もある。一戦一戦気を引き締めて戦う必要があると思う。
―― 「2枠目」もこの大会で決まる可能性がある?
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