(エントリー48名)
階級の概況、有力選手と日本代表選手の紹介は「みどころ」をご参照ください。
主要な強豪に欠けはなし。事前のエントリーリストそのまま「アン・バウル(韓国)がいないだけの世界大会」といった様相のトーナメントが組まれた。ただし、そのなかにあっても阿部一二三(パーク24)の力は突出しており、優勝以外の結果を予想することは困難だ。今回も阿部らしい豪快な「一本」の連発が期待できるだろう。
最大の見どころは、世界の強豪たちがいかなる戦略、戦術で挑み、それを阿部がいかにして粉砕するのか。阿部の立場なら全選手、全チームの徹底研究を受けるのは宿命だ。もっか従来の「引き手一本からの組み際の技特化」から、二本持っての正統派な進退も身に付けて、より全方位的な強さを身に着けつつある阿部が、どのような柔道で応えるのか。その勝ちぶりに注目したい。
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