【レポート】オーダー順嵌り、役割染みとおった大牟田/第44回全国高等学校柔道選手権大会男子団体戦⑥「評」

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

レポート⑤「決勝」から続く)

初優勝を決めた大牟田の引き上げ。杉野健次郎監督とともに優勝インタビューに向かう。

大牟田高(福岡) 2-1 東海大相模高(神奈川)
(先)山田伊織△内股(0:30)○木原慧登
(次)森山耀介○優勢[技有・大内刈]△上田夏也人
(中)竹市裕亮×引分×田中詩音
(副)熊谷諒也×引分×金杉元太
(大)三木望夢○優勢[技有・大外刈]△手塚春太朗

5試合すべてがあっという間。特に次鋒戦と中堅戦は激しく攻め合い、息をつく暇もなかった。大きく言って全試合が攻め合い。攻守激しく入れ替わり続けた、好勝負であった。
 
語るべきところ、特に東海大相模の側に考えるべきところ多く整理することが難しいのだが、今回も評を試みる。綺麗にまとめきれず、要領よく語れないかもしれないがもし宜しければお付き合い頂きたい。大牟田の6人全員が地力が十分あり、全戦線にわたって戦力に凹みがなかったということが大前提。

嵌った大牟田のオーダー配置、狙われた東海大相模の固定配列

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