【即日レポート】総合力が「尖り」に勝る、木更津総合が関東王者・市立習志野に逆転勝ち/第71回インターハイ柔道競技千葉県予選男子団体戦

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日時:2021(R4)年6月18日
会場:千葉県総合スポーツセンター武道館
取材・文:古田英毅

準決勝まで

注目の千葉県予選、今年の優勝候補は2校。昨年度インターハイ本戦を制して高校選手権でも3位入賞の木更津総合高、そして高校選手権81kg級王者の鎌倉啓太郎とインターハイ81kg級2位の伊澤直乙斗を擁して関東大会を制したばかりの市立習志野高。いずれが勝っても全国大会の上位はほぼ確実であるが、インターハイ行きの切符はただ1枚しかない。果たして勝利を得るのはいずれの側か。

決戦の場は千葉県総合スポーツセンター武道館。10時20分、高校柔道ファン注目の「千葉決戦」の火蓋が切って落とされた。

2回戦、市立習志野の先鋒・鎌倉啓太郎の内股「一本」

市立習志野の登録メンバーは先鋒から鎌倉啓太郎、伊澤直乙斗、菊地鷹、遠藤大城、黒川龍磨。補欠に60kg級県代表の近藤耀聖がいるがさすがに軽量、この日は登録を入れ替えずそのまま臨む策を取った。挑む側にふさわしい、このチーム伝統の戦型である前重心オーダーである。

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