【レポート】埼玉栄順当にベスト8入り、激戦Fパートの勝者は習志野/2022年度金鷲旗高校柔道大会男子マッチレポート②1回戦~6回戦(EFGHパート)

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

マッチレポート①よりつづく)

Eパート

シード校:東海大相模高(神奈川)、高川学園高(山口)
パート決勝カード:東海大相模高(神奈川) - 高川学園高(山口)

シード校:東海大相模高(神奈川)、高川学園高(山口)
パート決勝カード:東海大相模高(神奈川) - 高川学園高(山口)

全国高校選手権2位も、神奈川県予選ではまさかの敗戦を喫してこの大会が今代最後の団体戦となる東海大相模高(神奈川)がこのパートのシード校。トーナメント全体でいえば第2シード位置に入った。チームは負傷者続出で水落健太監督の言葉を借りれば「満身創痍」。今大会はポイントゲッターの田中詩音も欠いており、率直に言って展望は明るくない。スターティングは先鋒から杉本明豊、表野銀次、手塚春太朗、金杉元太、上田夏也人。補欠には66kg級インターハイ王者の服部辰成と同73kg級王者の木原慧登を取り置いた。決戦兵力の2人は軽量、なるべくならギリギリまで使いたくない。そして不利が予想される上位対戦のためにも、少しでも中盤以降の出番を減らして勝ち上がりたい。この苦しいチーム事情にあって、先鋒に指名された2年生・杉本が存分の働きを見せた。

東海大相模の先鋒・杉本明豊が武蔵野高の大将・原田恵吾から大外返「一本」
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