(マッチレポート②からつづく)
準々決勝
【準々決勝・第1試合】
大牟田高(福岡)○不戦二人△大成高(愛知)
(先)竹市裕亮○合技[背負投・崩袈裟固]△山科啓容(先)
(先)竹市裕亮×引分×鈴木魁人(次)
(次)山田伊織○合技[背負投・背負投]△佐々木勇翔(中)
(次)山田伊織×引分×山本真(副)
(中)三木望夢×引分×三並壮太(大)
(副)森山耀介
(大)熊谷諒也
大牟田はこの試合から先鋒にエースの竹市裕亮を投入、決戦用の布陣を完成させた。
第1試合は竹市、大成・山科啓容ともに右組みの相四つ。竹市得意の背負投で積極的に攻めて「指導」1つを先行。しかしなかなか具体的なポイントは奪えず、あっという間に試合時間は残り30秒を切る。しかしここまで掛け続けてあと1つの「指導」のプレッシャーを掛け続けた竹市の攻めの姿勢が生きた格好、最終盤に右背負投に嵌めてついに「技有」。竹市そのまま崩袈裟固に抑え込んで盤石の「一本」。竹市、第2試合は次鋒・鈴木魁人の圧力と内股の放列を受けて激しく疲労も、「ホイジンハロール」など寝技で攻め返してきっちり引き分けで終える。大牟田は1人差リードのまま流れを固着。早くも勝利への流れが出来上がった感あり。
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