【レポート】富士学苑と敬愛順当に勝ち上がる、エースの働きテコに埼玉栄と比叡山もベスト4へ/2022年度金鷲旗高校柔道大会女子マッチレポート①

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

激戦を勝ち上がってベスト4に残ったのは富士学苑高(山梨)埼玉栄高(埼玉)比叡山高(滋賀)敬愛高(福岡)。優勝候補の富士学苑と敬愛は余裕を持って、埼玉栄と比叡山はエースの力を存分に生かしてこの最終ステージまで勝ち残った。それぞれのチームの勝ち上がりを簡単に紹介したい。

2回戦、富士学苑の先鋒大久保藍が杵築の中堅村田千紗から袖釣込腰「技有」

絶対の優勝候補と目される富士学苑は第1シード。スターティングは先鋒から大久保藍、木下亜連、齊藤咲花、川崎愛乃、山本海蘭。2年生の大久保と1年生の木下に前半の抜き役を担わせる策を採り、63kg級の強者杉山凛と全国中学校大会最重量級を制した1年生・小出穂香を決戦兵力として補欠に残した。

2回戦は3人で出場した杵築高(大分)に大久保が全勝、不戦四人で勝利。3回戦も選手2人を欠いた三井高(福岡)を相手に大久保が3連続一本勝ちを収め、不戦四人の快勝。

中堅齋藤咲花が生光学園の大将牛方ひかるから左内股で2つ目の「技有」
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