日時:2022(R4)年12月20日
会場:パイス・アリーナ・エルサレム
(戦評:古田英毅)
男子60kg級
永山竜樹(了徳寺大職) 2位
【2回戦】永山竜樹〇袖釣込腰(2:37)△サリ・イルディス(トルコ)
ともに右組みの相四つ。イルディスは組み際に右体落、片襟の右背負投、左への肩車に腕を抱えての右外巻込と片手からの技を連発。片手技が1シークエンスに3つ続いた55秒には、永山に消極的試合姿勢の「指導」。永山当初と変えて釣り手から持つ手だてを採るが、これが相手に嵌まってしまい、イルディスは片襟の右背負投を中心とした先手攻撃を連発。永山は釣り手から持っての左背負投、片襟の右小内刈、両襟の右大内刈と一手目を変えて解を探るが、それぞれ引込返、肩車と浅い技に変換されてやはり捕まえ切れない。再び片襟の右背負投連発を許した2分28秒には、消極的試合姿勢で2つ目の「指導」を失う。しかしここで永山もう1度入りを変え、両手で近づくと引き手で襟、釣り手で袖と左に組む。戸惑ったイルディスが一瞬受け入れて待ちに出ると、そのまま深く左袖釣込腰。完璧な一発決まって「一本」。
【準々決勝】永山竜樹〇GS内股(GS0:17)△バラバイ・アガエフ(アゼルバイジャン)
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