48kg級 階級全体の低調は継続、古賀若菜は準々決勝のフィゲロア戦が最大の山場
(エントリー29名)
東京五輪後に上位陣の階級変更や引退が相次いだために全体のレベルが大きく低下。今大会は角田夏実(了徳寺大職)と渡名喜風南(パーク24)が欠場していることもあり、全14階級屈指の「薄い」陣容となっている。
優勝候補は古賀若菜(山梨学院大3年)とシリーヌ・ブクリ(フランス)、やや落ちてフリア・フィゲロア(スペイン)。順当ならばこの3人を軸にトーナメントが展開することになる。
古賀は2021年ハンガリー世界選手権の銀メダリスト。実力的には間違いなく世界トップクラスだが、国内では角田、渡名喜に次ぐ3番手という立場にある。さらに今月頭のグランドスラム東京では優勝した宮木果乃(修徳高3年)に敗れており、下からも突き上げを食らっている状況。なんとしても優勝し、国内トップ2を追い上げるきっかけとしたい。
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