ドーハ世界柔道選手権2023、開幕日の7日に行われた女子48kg級は日本代表の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が圧勝。全試合一本勝ちで3大会連続3度目の優勝を果たした。日本女子の3連覇は、1993年から2003年まで6連覇した田村亮子氏、1997年から2003年までに4連覇した阿武教子氏(※いずれも隔年開催時)に次ぐ、歴代3位の記録。
2位はシリーヌ・ブクリ(フランス)。古賀若菜(山梨学院大4年)は素晴らしい出来も、準々決勝でブクリに敗れて3位だった。
速報レポートは下記。日本代表選手の全試合戦評と、全試合結果は別掲。「評」は引き続いて掲載予定。
文責:古田英毅
速報レポート
角田、他を寄せ付けず決勝へ
3連覇を狙う角田夏実(SBC湘南美容クリニック)は他を全く寄せ付けず。徹底警戒を跳ねのけ、「あっさり」と表現していいほどの内容で決勝進出を果たした。2回戦の相手はマリア=セリア・ラボルデ(アメリカ)。プレビュー記事に書いた通り1試合限定ならメダルクラスと目される面倒な相手だが、相手の左一本背負投掛け潰れを起点に引き込んだチャンスを確実に生かし、僅か1分42秒腕挫十字固「一本」。
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