【インタビュー】国士舘高・百瀬晃士監督「”止めれるものなら止めてみろ”、この意気込みで三冠を狙う」/夏の高校柔道・有力校監督に聞く①

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国士舘高校・トレーニング
国士舘高の面々。夏本番を前にトレーニングにも熱気が籠る。

夏の高校柔道、いよいよ開幕。熱戦を前に、3月の全国高校選手権を制し、金鷲旗高校大会(7月22日~24日)とインターハイ(8月8日~12日)の両大会ともに優勝候補の筆頭に挙がる国士舘高校の稽古にお邪魔し、百瀬晃士監督に話を伺った。

今期唯一「三冠」に挑戦する権利を持つ王者・国士舘の現在、そして夏に掛ける意気込みやいかに。存分に語って頂いた。

聞き手:古田英毅
※インタビューは7月10日(月)に行われました。

国士舘高・百瀬晃士監督「止めれるものなら止めてみろ、この意気込みで頂点を狙う」

百瀬晃士監督

―― チームの現在の状態は?

上り調子、と言っていいと思います。7月の頭に学校の試験があって、6日までは自主練。全体練習を再開したのは7日からでしたが、この自主練が良かった。「勉強をしっかりやりなさい」ということで自主練は1時間までと決めていたのですが、私が帰ったあとにこっそりやっていたようです。ウエイトもやり、走り込み、むしろ試験前よりもフィジカルが上がっている。再開して「こいつら強くなってるな」と舌を巻きました(笑)。

―― 東京都予選に引き続き、関東大会でも6大会ぶりの優勝を果たしました。その後、全国大会に向けて選手の気持ちも盛り上がっているのでは?

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