【プレビュー】優勝候補筆頭は戦力分厚い佐賀商、追い掛ける敬愛・比叡山/第72回インターハイ柔道競技・女子団体戦展望

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文責:eJudo編集部
→女子団体戦組み合わせ(主催者発行)

「厚さ」と「尖り」満たすのは佐賀商

「三冠」最後のビッグタイトル、インターハイ柔道競技(令和5年度全国高等学校総合体育大会柔道競技・第72回全国高等学校柔道大会)は、札幌市・北海きたえーる(北海道立総合体育センター)にて8月8日に開幕する。

女子団体戦は、男子個人戦に続いて8月10日より競技開始。「体重無差別の3人制×点取り」で行われる。このレギュレーションでの勝利に必要となるのは、金鷲旗と同じく、配列全体に力のある選手を揃える「層の厚さ」と、予め1点が計算できるような「大駒の保有」。3人制は選手1人に掛かるウエイトが大きく、「大駒の保有」の重要性は増す。また、配列が固定のため、先の戦いまでを見通したオーダーの設定も重要。特に今代のように各チームの力が競っている状況では、配列の噛み合わせ一つによって、最終順位が大きく変わることになる。

上記の条件に当て嵌め、まずは有力校を紹介したい。

佐賀商。写真は5人制で優勝を飾った金鷲旗大会。
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