48kg級 優勝候補は古賀若菜、欠場の角田・ブクリに次ぐ世界3番手の地位固めに挑む
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5月のドーハ世界選手権の王者の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)と同2位のシリーヌ・ブクリ(フランス)は揃って欠場。さらにアビバ・アブジャキノワ(カザフスタン)も出場を回避した。階級自体の層の薄さもあり、普段のワールドツアーと比べれば十分に豪華な顔ぶれであるものの、「ワールドマスターズ」としては少々物足りない陣容となった。
優勝候補は、ドーハ世界選手権3位の日本代表・古賀若菜(山梨学院大4年)。同大会では組み手と連動した投技に進境あり。技術選択も確かで、柔道の精度が大きく上がっていた。優勝こそ逃したものの、他メダル候補から一段明らかに抜けた強さで表彰台に登っている。今回の対抗馬としてプロンディーヌ・ポン(フランス)とアッスンタ・スクット(イタリア)の名を挙げることはできるが、古賀とは力の差があるはず。ここでしっかり優勝を飾り、世界3番手の座を固めてしまいたい。
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