ワールドランキング上位36名で王座を争うIJFワールドツアー年1回の祭典、ワールドマスターズ2023は6日、大会最終日を迎え、女子は2階級(78kg級、78kg超級)の競技が行われた。
78kg級は、現役世界王者のインバル・ラニル(イスラエル)がオール一本勝ち、しかも全試合を1分以内に終えるという圧倒的な勝ちぶりでタイトルを獲得した。準決勝までの内容は、2回戦でクロエ・ブーティギーゲ(フランス)を24秒の隅落「一本」、準々決勝でリーケ・デルクス(オランダ)を20秒、横掛で2度投げての合技「一本」、準決勝でイ・ジョンギュンを9秒の腕挫十字固「一本」。決勝では階級屈指のパワー派のマドレーヌ・マロンガ(フランス)を58秒、相手を正面から捕まえて放る反り投げ式の裏投「一本」に仕留めた。
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