【隔週刊・嘉納治五郎師範のひとこと】第67回「人間は、日々、それからそれへと継続的に生じてくる出来事に忙殺されている。始終そういう生活をしていると、目前のことにのみ追われて、全体の見渡しがつき難くなる。」

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「人間は、日々、それからそれへと継続的に生じてくる出来事に忙殺されている。始終そういう生活をしていると、目前のことにのみ追われて、全体の見渡しがつき難くなる。」

嘉納治五郎師範_MASTER JIGORO KANO

出典:「夏期の柔道について」
柔道6巻8号 昭和10年8月 (『嘉納治五郎大系』2巻289頁)

「心」をあらわす立心偏「忄」に亡くす「亡」と書いて「忙しい」。
2018年も師走に入り、ますます忙しい日々を過ごしている読者の方が多いのではないでしょうか。そんな皆様におくる今回の「ひとこと」です。

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