【談話】「気持ちで押し切った、勝因は試合の中で答えを見つけられたこと」斉藤立選手コメント/令和4年全日本柔道選手権大会

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優勝は斉藤立。父・仁氏のライバルだった山下泰裕全柔連会長から優勝杯を手渡される。

――勝利を決めた瞬間、館内から大きな拍手が沸き起こりました。どんな思いで聞きましたか。

きつかったですけど、勝って、大きな拍手を受けて、色々な人に支えられているんだなと思いました。決勝は何が何でも勝つという気持ちでやりました。投げが決まった理由、差はわからない。自分の柔道が出来たからだと思います。

――決勝は14分を超える長い試合になりました。
 
組んでしっかり前に出ました。選抜体重別の対戦よりも自分を研究してきていて、まったく違う強さだったので、想定内ではありましたが少し動揺してしまいました。予想通りやりにくく、途中で投げ急いでしまう場面もありましたが、試合の中でやり方を変えて、相手がどこを嫌なところと思っているかを理解して戦えたのが勝因だと思います。(―両襟?)両襟、引き手腋。引き手が袖だと相手は嫌がらず、むしろ袖を持たせに来ていると思いました。襟や腋はやりにくそうだったのでそういう部分を持って試合を進めた。後半勝負だと思っていて、そこでしっかり持てるようになった。奥襟を持ったら疲れて頭を下げて来たので、この組み合わせで圧を掛けることを徹底しました。(―相手に度々背負投を掛けられました)特に投げられる気はしなかったです。(―なかなか技が決まらなかった)そのうち決まると思っていました。
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