「『日本一になる準備と、夢が叶わなかったときの準備』それがいま自分がやるべき仕事」作陽高・川野一道監督/夏の高校柔道・有力校監督に聞く

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聞き手:古田英毅
※インタビューは7月12日に行われました

作陽高・川野一道監督

――金鷲旗、そしてインターハイを見据えてお話を聞きたいと思います。まず、ベスト4入りした高校選手権以後、ここまでの作陽チームはいかがですか。

選手権で手ごたえのある試合をして、チームとしても昨夏から進めて来た「生徒主体」ということに1つのプライドを持ち始めたという時期だと思います。4月の頭に生徒が1日ミーティングをして今年のスローガンを作って来たのですが、それが「誇り高き集団」と。凄いところを突いてきたな、すべてこの言葉で完結しているな、と 感心しました。「~しない」とか「頑張る」とかじゃないんですよ。ああ、わかった、そうなのね、と(笑)。

――これまでのチームと少し毛色が違う。高校選手権の時にも濃くお話頂きましたが、あらためて今代はどんなチームですか。

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