取材・文:古田英毅、eJudo編集部
写真:乾信也、古田英毅
準決勝まで
V候補筆頭の伊澤、順当に決勝へ
昨年度の準優勝者、V候補の筆頭と目された伊澤直乙斗(千葉・習志野高)が順調な勝ち上がりを見せた。
奥田泰地(広島・崇徳高)との2回戦は組み合うなり左背負投、相手が崩れると素早く押し込んであっという間に「技有」確保。1分18秒には外足を張って相手の退路を断ち、左背負投で腰をぶつけて担ぎ上げ、豪快「一本」。
山場と目された強者・松下颯太(茨城・つくば秀英高)との3回戦は開始早々に左背負投で崩し、脇を掬って捲り返して横四方固。これは松下が逃れて「技有」に留まったが、以後も片襟の左背負投に右袖釣込腰と攻め続ける。2分14秒に袖を絞り合った咎で両者に「指導」、続いてこれも両者に消極的試合姿勢の「指導2」が与えられたがここでタイムアップ。「技有」優勢で試合は終了となった。
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