【レポート】2年生川端倖明が優勝、「一本」連発の齋五澤凌生は決勝で涙/第71回インターハイ柔道競技男子個人試合90kg級

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取材・文:古田英毅、eJudo編集部
写真:乾信也、古田英毅

準決勝まで

齋五澤凌生「一本」連発、圧倒的な強さで決勝進出

1回戦、齋五澤凌生が春田慧から片手絞「一本」

V候補筆頭と目された齋五澤凌生(栃木・白鷗大足利高)が評判通りの強さを見せて、決勝まで勝ち上がった。準決勝までの畳の様相はさながら齋五澤の「一本」ショーのごとし。

昨年から階級を1つ落とした齋五澤はノーシード配置。1回戦は春田慧(長野・佐久長聖高)を相手に序盤は動きが堅かったが、中盤に相手の右小外掛を捩じり倒して伏せさせると片手絞に捉え、2分17秒「一本」。最初の山場と目された2回戦はシード評価を受けた全国高校選手権81kg級3位の山村洸斗(三重・名張高)を押し込み続けて、GS延長戦33秒「指導3」で勝ち抜け。

3回戦、齋五澤が田中竜之介から内股「一本」
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