取材・文:古田英毅、eJudo編集部
写真:乾信也、古田英毅
準決勝まで
齋五澤凌生「一本」連発、圧倒的な強さで決勝進出
V候補筆頭と目された齋五澤凌生(栃木・白鷗大足利高)が評判通りの強さを見せて、決勝まで勝ち上がった。準決勝までの畳の様相はさながら齋五澤の「一本」ショーのごとし。
昨年から階級を1つ落とした齋五澤はノーシード配置。1回戦は春田慧(長野・佐久長聖高)を相手に序盤は動きが堅かったが、中盤に相手の右小外掛を捩じり倒して伏せさせると片手絞に捉え、2分17秒「一本」。最初の山場と目された2回戦はシード評価を受けた全国高校選手権81kg級3位の山村洸斗(三重・名張高)を押し込み続けて、GS延長戦33秒「指導3」で勝ち抜け。
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